マガダンという極東ロシアの荒れ果てた都市がこの世の終わりみたいだ

極東ロシアにマガダンという都市があります。

オホーツク海に面して、ロシアの中でもかなり北の方に位置し、もともとは20世紀初頭に資源探索のために開発された街です。

1932年には流刑者の強制収容所が建設され、強制労働をさせてきた暗い歴史を持つ街でもあります。

第二次大戦後にシベリア抑留した日本人が集められ、コリマの金鉱で強制労働させていたなど、日本との関係も少なからずある街ですが、近年は厳しい気候と僻地であることから人口減が続いており、市街地は文明から取り残されたような荒れ果てた風景を見せています。

一方で山も海も湖もあるなど自然は豊かで、マガダン市外の郊外ではゴーストタウンとなった市街地と対照的な美しさを見ることができるでしょう。


マガダンのゴーストタウン

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ストリートビューで見られるマガダンの異様な風景

元大蔵省で作家の野口悠紀雄さんのnoteで紹介されているマガダンの風景も、荒れ果てた風景ばかりです。

野口さんはマガダンを「地獄の入口」と書いていますが、まさにそのような風景が展開されていて、その様子はストリートビューで見ることもできます。

ストリートビューで見るマガダンの荒れ果てた風景

マガダン州郊外の自然風景

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悲しみのマスク

悲しみのマスクとは、1930年~50年代に強制収容所で犠牲になった人々を悼むための慰霊碑です。1996年に公開され、作者はソ連生まれのユダヤ人芸術家、エルンスト・ネイズヴェスヌイ。
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