中国・ロシア・北朝鮮の国境を一望できる展望台が中国の防川という街にある

国境マニアなら一度は行きたい中国・ロシア・北朝鮮の三国国境地帯を紹介します。

この中朝露三国国境地帯は、中国側は吉林省の防川(ぼうせん・ファンチュアン)という街になります。北朝鮮側は豆満江、ロシア側はハサンという街が国境に接していますが、この三か国の中で日本人がもっとも行きやすいのはビザなしで渡航できる中国でしょう。

この三か国の国境が接する地域は、少々入り組んでいて複雑ですが、北朝鮮とロシアが接する国境は意外と短いことが地図を見るとわかります。

今回紹介するのは地図上ではロシアと北朝鮮に挟まれた豆満江(とうまんこう)という川沿いの細長いエリアです。この細長いエリアが中国領土となっており、その先端部分には三国国境地帯や朝鮮・ロシア友情橋を一望できる塔(龍虎閣)があります。

この龍虎閣は観光客でも登ることができ、展望台から望む景色は絶好の撮影スポットとなっております。

この記事では中国側から中朝露三国国境地帯を観光するための情報と、国境地帯の様子をまとめてみました。


国境の街・防川への道のり

琿春駅から防川(豆満江沿いの中国領土で最も加工に近い地点)へ向かうバスに乗り、日本人は入れないとの前情報もある中朝露三国国境を目指します 琿春の街は三国国境の街だけあり、看板には中文・ハングル・キリル文字が並びます(ハングルは朝鮮族自治州だからでもありますが) はまとく中朝国境行

途中の要所要所でバスは止まり(中国領土が幅8mしかない道路など)、道沿いにはロシアや朝鮮の土産物を売る店が沢山ありました ロシアのイメージはその二人なのか…… はまとく中朝国境行

駅から2時間ほどでバスは防川に到着 領土は一ミリも譲らないという強い意志が掲げられたプロパガンダの端々から感じ取れます この時点で外国人は土字碑(中露国境地点直上に建っている碑)に入れないとの但し書きがあります はまとく中朝国境行

中朝露三国国境地帯を一望する龍虎閣

中国観光地にありがちな連絡バスに乗り観光地点へ向かいますが、軍事施設(2枚目)入口の検問で早速「日本人はダメだ」と降ろされてしまいます 軍事施設の中にあったのは土字碑かな? 仕方ないので軍事施設外にあるデカいタワー(龍虎閣)へ はまとく中朝国境行

塔の上の展望台からは、中朝露三国国境を見渡すことができました! ロシア側のハサンの街、北朝鮮側の羅先の街、豆満江を越えて露朝を結ぶ鉄道橋もよく見えます。 よく晴れた日は日本海まで見渡すことができるそうです はまとく中朝国境行

下層階には日本海沿岸国家の名所を展示するスペースがあったのですが、日本はなぜかウラジオ行きフェリーが就航している境港だけでした はまとく中朝国境行

朝鮮の情勢が安定すれば、こういった豆満江デルタの開発計画も進展するのかもしれません はまとく中朝国境行

龍虎閣(防川展望台)からの絶景

中国、朝鮮、ロシアの国境が交わる防川なう 日本海も遠くに

中ロ朝3カ国が見渡せる展望台。世界には3つの国が国境を接している地域があり、有名なのはメコン川流域のタイ、ミャンマー、ラオスの「ゴールデントライアングル」。そして吉林省の防川には中ロ朝の3つを見渡せる「北東ゴールデントライアングル」があり、3カ国を見渡せる展望台があります。

中国吉林省の果て、琿春にある防川へ行った 三国一眼望と呼ばれるここでは、龍虎閣に登ればロシアと北朝鮮が見渡せる。写真に写る橋はロ朝を結ぶ。橋の左が初めて見たロシア。ただただ広大な土地が続く。橋の右は北朝鮮。少し建物が見えるが未開拓地に見える つづく 中朝国境レポ 中国旅行

三国国境地帯の中国領は細い

陸地国境の話題が出たので。ここで「一番細い中国」をお目に掛けましょう。ロシアに沿海州をとられたせいで日本海に接さなくなった中国吉林省「防川」という地域です。三枚目の写真,川の向こうが朝鮮で背後がロシアです。最狭部で幅20m程でした。

ロシアと北朝鮮の国境には鉄道が走っている

ロシアの鉄道検索サイト見ていたら、ロシアと北朝鮮の国際列車の時刻と運転日と運行経路がバッチリ載っていた せめてロシア国内区間だけでも日本人は乗れないのだろうか?